◇18日 中日4-8阪神(ナゴヤドーム)
痛恨の打球が、左翼席上段に飛んでいった。2点リードの6回、柳が打たれた。先頭から2者連続安打とサンズ死球で無死満塁とすると、大山の2ボール1ストライクからの4球目、高めに甘く入ったカットボールを完璧に捉えられた。
プロ4年目で初めて浴びた満塁弾。マウンド後方でガックリとした右腕は、交代を告げられベンチに戻っても、しばらく顔を上げることができなかった。「チームの雰囲気を壊してしまって申し訳ない。ビッグイニングを作ってしまったことが一番良くなかった」と声を絞り出した。
5回までは1安打。厳しいコースを取ってもらえないながらも、懸命に抑えていた。それが6回に乱れた。「そこで任したのも監督だし、打たれた現実も柳は受け止めないといけない」。与田監督は胸の内を明かした。
「前回も6回を投げきれなかった。ベンチとしても右のエースとしての期待もあるわけだし、急に悪くなるようではいけないし、乗り切ってほしいところなので。6回多少ボールを乱したといっても、そこで簡単に変えられるようじゃ。将来期待している選手なので乗り切ってほしかった」
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