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DeNAは24日、アレックス・ラミレス監督(46)の今季限りでの退任を発表した。ラミレス監督は、広島23回戦(横浜)の試合後に記者会見に臨み「責任は取らないといけない」と説明。優勝の可能性が消えた前日23日に辞任を申し入れ、了承されたことを明かした。一方で球団は、レギュラー未経験だった佐野恵太内野手(25)を不動の4番に押し上げるなどした手腕を高く評価。新体制をサポートするポストを用意する方針だ。
5年間袖を通した背番号「80」のユニホームで記者会見に臨んだラミレス監督は、穏やかな表情で切り出した。
「優勝するために必要なものを全て整えていただいて、みんなすごく頑張ってくれた。それでも優勝できなかった。その責任を取らないといけないと思い、辞任を決めました」
優勝の可能性が消滅した前夜の試合後、指揮官は三原一晃球団代表に辞意を伝え、球団も了承した。この日の朝にはミーティングを開き、コーチ陣や選手にも伝えた。
低迷が続いたチームの再建を託され、2016年から指揮。データ重視の選手起用や采配で強力打線を仕立て、昨季までの4年間で3度のAクラス入りに導くなど躍進させた。17年には3位からクライマックスシリーズ(CS)を突破して19年ぶりの日本シリーズ進出も果たした。
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