イーブンパーの26位で予選を通過した松山英樹(28=LEXUS)は、7バーディー、3ボギーの66、4アンダーで8位タイにつけてホールアウトした。

前半は3番でバーディーを奪って勢いに乗ると、5番ではグリーンの外から、6番では約10メートルのロングパットを沈めて連続バーディー。一気にスコアを伸ばしたが、その後2ボギーを喫して折り返した。

後半は11番でボギーをたたきながらも4つのバーディーを奪って立て直してホールアウト。優勝へと望みをつなげるスコアで最終日へむかう。

第3日を終えた松山は「昨日に続いてティーショットとパットが良かった。スコア的にはすごくよかったですけど、(スコアを)伸ばすのが大変な感じはありますね」と振り返った。首位と5打差で最終日を迎える点については「少しだけチャンスが残っていると思うので。その少しをしっかりとものにできるように頑張りたい」と語った。

一方、1アンダーの21位で予選突破していたもう1人の日本勢、小平智(31=Admiral)は1バーディー、3ボギーの72、1オーバーとして34位タイででホールアウトした。単独トップは米国のサム・バーンズで、2位に1打差の通算9アンダー。2位タイでジェーソン・デイ(オーストラリア)、カルロス・オルティス(メキシコ)が8アンダーで追っている。