昨季大学王者の明大が、開幕6連勝の早大を下し、2季連続18度目の優勝を飾った。ともに6勝1敗(勝ち点24)で並んだが、直接対決を制した明大に軍配が上がった。

前半序盤は一進一退の攻防が続いたが、同15分に明大のNO8箸本(4年)が敵陣ゴール前の密集からボールを受け、インゴールにねじ込んで先制トライ。その後は早大のミスや反則を誘って2トライを追加し、21-0に。同38分に1トライを許し、前半を21-7で折り返した。

後半も明大ペースで試合が進み、同12分に途中交代のWTB斉藤大(4年)がトライ。同26分には早大のSH小西(2年)にトライを許したが、盤石な戦いで20点差で勝利した。

先制トライを決めた箸本は「明治スタイルをフォーカスして試合に入った。対早稲田で、今まで一番準備した。いい準備が結果につながった」と勝因を口にした。