「チームメートがシュートを決めてくれるのは助かる」
現地1月6日にウェルズ・ファーゴ・センターで行われたウィザーズvsセブンティシクサーズの一戦は、ブラッドリー・ビールがキャリアハイの60得点という圧巻のパフォーマンスを見せたが、終盤に突き放したシクサーズが141-136で勝利した。
ウィザーズは一時77-98と21点のビハインドから、ビールの驚異的なプレーに助けられて同点に追いついたが、勝ち切るには至らなかった。ビールは第3クォーター終了までに57得点というハイペースだったが、第4クォーターはガス欠状態に。終盤までワンポゼッションゲームの攻防が続くも、シクサーズはジョエル・エンビードを軸にスコアリング合戦を制して5連勝をマークしている。
試合後『NBC Sports Philadelphia』のインタビューに応じたエンビードは「ブラッドのパフォーマンスがすごかったし、なんとかして勝ち切らないといけなかった」と激闘を振り返った。
38得点8リバウンド5アシスト3スティール3ブロックの大活躍だったエンビードは、7本中6本の3ポイントシュートを含む28得点を記録したセス・カリーなどの援護射撃に感謝し、「シーズン中はずっと対戦相手からダブルチーム、トリプルチームを仕掛けられる自分にとって、チームメートがシュートを決めてくれるのは助かる」とコメント。熱戦を制して上機嫌かと思いきや、エンビードは「もっと良いプレーをしないといけない。試合終盤にトバイアス(ハリス)にパスを通そうとした時もそうだし、今日はターンオーバーが多すぎたと」、5本のターンオーバーについての反省を忘れなかった。
対して、勝負どころで失速し、第4クォーターは3得点に終わったビールは「試合を自分で決ようと思っていた。もっとレベルアップしないといけない」と悔しがった。
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