米大リーグ、ドジャースを20年以上率いた名監督、トミー・ラソーダさんが93歳で死去したことを受け、野茂英雄元投手は8日、球団アドバイザーを務めるパドレスを通じ「元気で退院されたと聞いていたので、すごいショックです。感謝しても感謝しきれない方です」と追悼した。
ラソーダさんは、野茂さんがプロ野球近鉄から1995年にメジャーデビューした時の監督。日本選手のパイオニアを「息子」と受け入れ、新人王獲得や2度のノーヒットノーラン達成といった活躍への最初の道筋をつくった。
野茂さんの女房役として知られるマイク・ピアザさんはドラフト62巡目指名の低評価を覆し、ラソーダさんの元で名捕手へと成長した。「誰もが疑う中、トミーは僕を信じてくれた」とツイッターで感謝をつづった。(共同)
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