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Friday, January 8, 2021

井岡一翔がタトゥー問題の米メディア報道と拡大解釈の誤訳記事に困惑…「インタビューは一切受けていない」(THE PAGE) - Yahoo!ニュース

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報じる側のモラルが疑われる事態

 井岡の「タトゥー問題」は、ついに報じる側のモラルが疑われる事態にまで発展した。現地時間7日(日本時間8日)に米のボクシング専門サイトの「ボクシング・シーン」が、JBCルールに抵触し、処分の対象とされている「タトゥー問題」を取り上げて井岡の“反論”とも取れる数多くのコメントを掲載した。さらに、その記事を日本の一部のメディアが翻訳して「インタビューに答えた」「思いを明かす」「心境語る」などと記事化したが、実は、井岡は「ボクシング・シーン」のインタビューを受けてもおらず、当然、答えてもいない。  井岡陣営の説明によると「ボクシング・シーン」から井岡の海外の交渉などを任せている担当者に「今回の問題についての井岡の意見があれば教えて欲しい」との依頼があり、正式な処分が出ていない段階でインタビューには応じられないことを伝えたが、「過去のコメントでもいいので」という話になったため、その担当者が、昨年の8月に井岡がYouTubeにアップして語っていたタトゥーに関する持論などを英語に翻訳して渡した。 「ボクシング・シーン」は、そのコメントをもとに記事を作成。 「ボクシングとは何の関係もない。私はこのルールを崩したいと思っている」 「ボクシングを見ている人はタトゥーではなく、リングでのアクションに焦点を合わせている」 「日本に住み(日本の)ジムに所属する入れ墨を持つ外国人ボクサーは、それを隠すことなく戦うことが許されている。矛盾したルール。禁止するなら全員を禁止すべき」 「JBCが禁じるなら海外で戦う」  などの反論、問題提起とも取れる井岡の声を掲載した。  ただ「ボクシング・シーン」の記事をよく読むと「Ioka explained to BoxingScene.com, as translated by international manager Taku Nagashima」と書かれており、「国際マネージャーの翻訳によってボクシング・シーンに説明した」とされているが、決して「今回インタビューに答えた」とは書いていない。

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