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Sunday, August 8, 2021

五輪女子バスケ日本代表銀メダル 町田瑠唯ら3代表生んだ札幌山の手高の後輩が祝福 - スポーツ報知

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◆東京五輪バスケットボール女子▽決勝 日本75―90米国(8日、さいたまスーパーアリーナ)

 町田瑠唯(28)=富士通=、長岡萌映子(27)=トヨタ自動車=、東藤なな子(20)=トヨタ紡織=の五輪代表の出身校、札幌山の手高の後輩部員21人が8日、同校で決勝戦をテレビ観戦、銀メダル獲得を祝福した。

 11日に高校総体(新潟)初戦を控え、この日午前9時半から約1時間半練習、午後の出発まで視聴覚室でテレビ観戦した。これまで自宅で個別応援してきたが、決勝で初の“チーム応援”が実現。上島正光コーチ(77)の「瑠唯(町田)、行け!」の掛け声に合わせ、選手も大きな拍手でパワーを送った。

 昨年のウインターカップ3位に貢献したPG森岡ほのか主将(2年)は「162センチの身長で世界の強豪をほんろうする町田さんのアシストプレーに感激。リバウンドで外国の大型選手に対し一歩も引かなかった長岡さん、体を張り粘り強いディフェンスを見せた東藤さんからも勇気をもらいました」と目を輝かせた。

 3人のプレーから、日ごろ上島コーチから受ける指導との“共通点”も認識。「リバウンド、ルーズボールから走る展開への持ち込み、ダブルチーム(ボールを持つ相手に2人でディフェンスに行く)のタイミングなどが似ていて“伝統”を感じました」という。

 上島コーチは「決勝戦は米国が高さを生かし、日本の武器の3Pも徹底マークされたが、精いっぱい戦ってくれたと思う。山の手出身の3人も役割を果たしてくれた」とねぎらった。

 小さな司令塔として大活躍した町田に対しては「まさに“リトル・ジャイアント”。世界にインパクトを与えてくれた。子供たちに『小さくても、頑張れば、五輪で戦える』と希望をもたらした」と称賛。五輪後も「シュート力を磨き、世界最高峰のWNBAに挑戦してほしい」と、さらなる飛躍を期待した。(小林 聖孝)

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