マラソン界にビッグカップルが誕生した。男子マラソン日本記録保持者の鈴木健吾(26=富士通)が1日、自身のSNSで東京五輪女子マラソン8位入賞の一山麻緒(24=ワコール)と結婚したことを発表した。
鈴木は「いつも応援してくださる皆さまへ」とし、「この度、ワコール女子陸上競技部の一山麻緒さんと入籍致しましたことをご報告させて頂きます。これからもお互い同じ目標に向かって、どんな時も支え合い、高め合いながら、私たちらしく日々精進して参ります。まだまだ未熟な2人ではありますが、温かく見守って頂けると幸いです。今後ともよろしくお願い致します」とつづった。
鈴木は今年2月に行われた、びわ湖毎日マラソンで大迫傑の記録を33秒上回る2時間4分56秒の日本新記録をマーク。10月のシカゴ・マラソンでも4位入賞するなど、24年パリ五輪に最も近い選手の1人だ。
一山も東京五輪では日本選手として17年ぶりの入賞を果たし、自己ベスト2時間20分29秒は現役最速。11月28日の全日本実業団対抗女子駅伝では、五輪の疲労もありエース区間の3区で区間13位と精彩を欠いたが、永山忠幸監督は「(マラソンで)来年の世界選手権を目指す」とマラソン継続を明言している。
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