◆全国高校ラグビー第３日 ▽２回戦 大阪桐蔭 ２２―７ 札幌山の手（３０日・花園ラグビー場）
２大会ぶり１５度目出場の大阪桐蔭（大阪第３）が、札幌山の手（南北海道）を逆転勝ちで下し初戦を突破した。
前半２分に先制を許した大阪桐蔭は同１５分、敵陣５メートル付近でモールを形成。そのまま押し切り、最後はフランカー吉長慶次朗（３年）が右端にトライした。勢いに乗ったチームは同２７分、中央のラックからＮＯ８林慶音（けいと・３年）が持ち出し、逆転のトライを決めた。林は「苦しい中だったので、自分からしっかり返していこうという思いが強かったのでうれしいトライになりました」と笑顔を見せた。
後半は札幌山の手の守備の前になかなか追加点が奪えなかったが、同２０分に林がこの日２本目のトライ。終了間際にはＳＨ杉山雅咲（３年）がダメ押しのトライを決め、粘る相手を振り切った。今年度で佐藤幹夫監督が定年となる札幌山の手は、初の３回戦進出には惜しくも届かなかった。
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