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Sunday, June 26, 2022

【宝塚記念】タイトルホルダー破格レコードで現役最強を証明! 横山和「馬を信じていった」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

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G1・宝塚記念 ( 2022年6月26日    阪神競馬場 芝2200メートル )

<阪神11R宝塚記念>タイトルホルダー(左)がヒシイグアスに2馬身差を付けて勝利した(撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 上半期を締めくくるグランプリはタイトルホルダー(牡4=栗田)がレコードの2分9秒7で制し、昨年の菊花賞、今年の天皇賞・春に続くJRA・G1通算3勝目を挙げた。2着はヒシイグアス(牡6=堀)、3着はデアリングタクト(牝5=杉山晴)だった。

 パンサラッサがつくったハイペースを2番手追走から抜け出したタイトルホルダー。手綱を取った横山和は「ペースは速かったかもしれないけど、リズム良く走れれば、いい結果がついてくると思った。ひるまないよう馬を信じていった。タイトルホルダーはいつも頑張ってくれるし、直線も脚が残っていた」と充実の笑みを浮かべた。

 タイトルホルダーは父ドゥラメンテ、母メーヴェ(母の父モティヴェーター)の血統。通算成績は12戦6勝。JRAの重賞は昨年の弥生賞と菊花賞、今年の日経賞と天皇賞・春に続く5勝目だった。

 横山和は今年の天皇賞・春(タイトルホルダー)以来となるJRA・G1通算2勝目。宝塚記念は祖父・富雄元騎手が71年、父・典弘騎手が91年と14年に制しており、親子3代制覇となった。栗田師は今年の天皇賞・春(タイトルホルダー)以来となるJRA・G1通算3勝目。宝塚記念は初制覇だった。

 ファン投票1位の馬の優勝は、昨年のクロノジェネシスに続いて2年連続で16回目だった。また、タイトルホルダーは阪神でG1通算3勝目となり、ラッキーライラック、グランアレグリアと並ぶ歴代最多タイとなった。

 ▽宝塚記念 1960年に創設された重賞競走。第1回は3歳以上の芝1800メートルで実施されたが、翌61年に2000メートルとなり、66年から現行の2200メートルとなった。68年に出走資格が4歳以上となったが、87年から再び3歳馬も出走できるようになった。年末に中山競馬場で行われる有馬記念と同様、ファン投票によって出走馬が選定され、「春のグランプリ」として定着している。宝塚は兵庫県南東部の市で阪神競馬場の所在地でもある。

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