第104回全国高校野球選手権新潟大会は28日、新潟市中央区のハードオフ・エコスタジアムで決勝を行い、延長十一回の末、日本文理が帝京長岡に2-1でサヨナラ勝ちした。日本文理の夏の甲子園出場は2年連続12回目。
日本文理は田中晴也、帝京長岡は茨木秀俊の両エースが先発。ともに九回を越えても力投を続け、息の詰まる投手戦を繰り広げた。
日本文理は六回、2番の早川優成選手の二塁打からチャンスを広げ、4番高橋史佳選手の適時内野安打で先制。1-1の延長十一回、2死一、三塁から5番の玉木聖大選手がサヨナラ安打を放ち、勝負を決めた。
帝京長岡は、先制を許した直後の七回、1死三塁の好機に9番早坂晃選手の犠飛で同点に追い付いた。その後は打線が抑えられ、茨木投手を援護できなかった。
日本文理の竹野聖智主将は「これまで悔しい思いしかしてこなかったが、最後に笑って甲子園に行くことができる」と喜んだ。
全国高校野球選手権は8月6日、兵庫県の甲子園球場で開幕する。組み合わせ抽選は3日。
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