◆ＪＥＲＡセ・リーグ 阪神１３―０巨人（１３日・甲子園）
阪神が序盤から大量点を奪い、圧勝した。今季最多タイの１９安打＆１３得点。中野、近本、山本と３人が猛打賞を記録した。
初回から３点を先制した。１死二塁から近本光司外野手が中前適時打を放つと、さらに１死一、三塁として、マルテが右前適時打。さらに１点を追加すると、２回にも佐藤輝の右犠飛、マルテの左前適時打などで３点を追加した。
２打席連続適時打を放った助っ人は右足のコンディション不良が回復し、この日１軍に昇格。５回の守備から退いたが、復帰戦で３打数２安打２打点と存在感を示した。同じ一塁手の新外国人・ロドリゲスも８日に来日。今後は競争が予想される中、先にアピールを開始した。
３回には２死二塁から中野が左前適時打を放ち、チーム最多の今季１０度目の猛打賞とした。この一打で打線は２ケタ安打に乗せ、序盤で７点をリード。この日、監督選抜により２年連続の球宴出場が決まった中野は６回にも右中間三塁打を放ち、４安打で自身を祝福した。６回以降も加点すると、８回にも５安打で一挙４点。援護をもらった先発の西勇は８回４安打無失点の危なげない投球で６勝目を挙げた。
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