2022年10月29日(土)16時56分配信
川崎Fが神戸を下して優勝決定阻む
明治安田生命J1リーグ第33節の試合が29日に各地で行われた。首位に立つ横浜F・マリノスの優勝が今節で決定することはなく、決着は最終節へと持ち越されている。
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優勝に王手をかけたところから連敗を喫して足踏みを強いられ、2位川崎フロンターレに詰め寄られる状況となった横浜FM。今節こそ優勝決定を期してホームでの浦和レッズ戦に臨んだ。
前半17分にはゴール前のこぼれ球を押し込んだエウベルのゴールで横浜FMが先制。さらに37分にもエウベルがエリア左から仕掛けてシュートを放ち、GK西川周作の弾いたボールをアンデルソン・ロペスが押し込んで追加点を奪う。
後半も横浜FMの勢いは止まらず、エウベルとA・ロペスがそれぞれもう1点を追加。浦和はキャスパー・ユンカーが1点を返したが、横浜FMが4-1で快勝した。
横浜FMの優勝決定を阻むため勝つしかない川崎Fは、ここに来て5連勝と調子を上げ残留を決めた神戸とホームで対戦。前半20分には相手のミスを突いたマルシーニョのゴールで先制点を奪う。
51分には小林祐希が強烈な直接FKを叩き込んで神戸が同点に。だが84分、川崎Fは小林悠の獲得したPKから家長昭博が決めて再び勝ち越しに成功し、2-1の勝利を収めた。
この結果により今節での優勝決定はならず、横浜FMが川崎Fを2ポイントリードしたまま勝負は最終節へもつれ込んだ。11月5日の最終節は横浜FMがアウェイで神戸と、川崎FがアウェイでFC東京と対戦する。
【了】
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