日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は22日、来年3月の任期満了に伴う理事候補者候補選定選挙を行い、7人の理事候補者が決定した。
投票総数はオンライン投票も含め計756票で、小林浩美(会長内定)、寺沢範美、松尾貴子、松尾恵、小田美岐、浅田真弓、竹内弓美子が理事候補として選出された。小林会長は7期目となる。来年3月13日に行われる社員総会での承認を経て、正式決定する。任期は2年。
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今回の理事選では初めてティーチングプロ資格を持つ竹内が選ばれた。小林会長は「ティーチング会員には、数年前から働きかけていた」とし、「ティーチング会員の方は、何年もかけて勉強されて培ってきた。竹内さんの場合は商売もされていて、座学だけではなく、実地と専門性を身につけられている」と経験値の高さに期待を寄せた。
竹内は所信表明で、(1)ティーチング会員をはじめとした質の向上と職域の拡大、(2)外部との連携、(3)ゴルフ場の活用の“三本柱”を発表。「女子プロゴルフだけではやれることは限られている。専門的な、できないところをできるように外部の人と連携できたら」と説明し、ゴルフ場では地方の企業の協力も仰ぎながらゴルフ以外の利用も考えているとした。
来季は大会の半数が4日間大会となる。小林会長は次の目標として「世界の競争で一番必要なのは幅広い引き出し。イーブンパーの戦いから20アンダーを超えるバーディをガンガン獲る競争が必要で、そうすれば海外でバーディを獲る必要があるフィールドでも躊躇なく自分の天井を作らずにスコアを出し続ける力が持てる。日本人の選手はもっと活躍できると思っている」と期待。会長職については、「次への橋渡しを含めて次の2年間を頑張っていきたい」と語った。(編集部・石井操)
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