セブン―イレブン・ジャパンは、肉の代わりに大豆が主原料の「大豆ミート」を使ったハンバーガーや弁当を九州7県で25日から発売すると発表した。健康や環境保護への意識の高まりから大豆ミート需要は拡大すると見込んでおり、九州での手応えを踏まえて年内の全国展開を目指す。
8商品が順次店頭に並ぶ
売り出すのは8商品で、順次店頭に並ぶ。ハンバーグの形で味わえるのがロコモコ丼と2種類の大豆ミートバーガー。大豆ミートドッグはソーセージの中身を置き換えた。担々麺やおむすびはそぼろ状の食感を楽しめるという。肉は一切使っていないが、一部では牛肉由来エキスで風味付けをした。
飼料や水資源を多く使って育てる牛や豚と比べて、大豆は環境負荷が小さい。環境問題に関心が高い若年層などを取り込む狙いだ。
大豆ミートは多くの食品メーカーが手がけてきており、活用が広まっている素材だが、国内ではなかなか定着してこなかった。その理由について、セブンの高橋広隆・商品本部長は「味わい」にあると指摘する。おいしさを感じられず、リピーターにつながっていないという。そこで大豆たんぱくの大きさなどを数字に基づいて検証し、より肉に近づける工夫を重ねたそうだ。開発には1年をかけた。
バーガーと担々麺の味はいかに
記者も味わってみた。まず試し…
2種類
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August 21, 2020 at 08:00PM
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