◆カブス―インディアンス(15日、シカゴ・リグレーフィールド)
カブス・ダルビッシュ有投手(34)が15日(日本時間16日)、本拠地のインディアンス戦に先発。7回100球を投げて、今季ワーストとなる9安打を浴び、同じく最多タイの3失点。それでも粘投が実って8勝目(2敗)の権利をつかみ、1点リードの8回からは救援陣にマウンドを譲った。
立ち上がりは上々だった。初回は2番のフリーマンからスライダーで空振り三振を奪うなど三者凡退。2回は2死からネークインに10球粘られて中前安打を浴びたが、続くペレスから空振り三振を奪った。苦しいマウンドになったのが1点の先取点を奪った直後の3回。先頭のネイラーに右翼へ二塁打を浴びると、続くデシールズが三塁方向へバント安打。一塁への送球がそれる間に走者は生還して同点になり、打者も一気に三塁まで進んだ。続くリンドアにも、適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。
4回はネークインに2死から左前安打を浴びながらも無失点。5回には1死二塁でリンドアに中前適時打を浴びて追加点を許し、リードを2点に広げられた。それでも5回裏にカブス打線が2点を奪って同点。6回は2三振を奪うなど無失点で抑えて踏ん張った。7回は1死二塁から2打席連続で適時打を浴びていたリンドアを申告敬遠で歩かせて、後続を打ち取った。
7回裏に勝ち越して、8勝目の権利をつかんだダルビッシュ。8勝目となれば、リーグトップになる。防御率は2・00になり、リーグ5位。奪三振数は79になってシャーザー(ナショナルズ)、デグロム(メッツ)らに並んだ。
◆ナ・リーグ投手成績上位(ダルビッシュ降板時点)
▽防御率
(1)デグロム 1・67
(2)バウアー 1・71
(3)バーンズ 1・98
(3)フリード 1・98
(5)ダルビッシュ 2・00
▽勝利数
(1)ダルビッシュ 7
(1)デービーズ 7
(3)フリード 6
▽奪三振
(1)バウアー 83
(2)ダルビッシュ 79
(2)ラメット 79
(2)シャーザー 79
(2)デグロム 79
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