両者は11年ぶりの決勝での顔合わせ。山梨学院は初出場初優勝を果たした第88回大会以来、11年ぶり2回目の優勝を目指し、青森山田は2年ぶり3回目の全国制覇を目指す。
試合は序盤、88回大会の再現を見るかのような展開に。前半12分、敵陣に押し込んだ山梨学院は、右サイドから中央へ展開すると、パスを受けた広澤灯喜(3年)がワントラップから右足を一閃。鋭いグラウンダーのシュートがネットに突き刺さり、山梨学院が先制する。前半11分に山梨学院の碓井鉄平(現カターレ富山)の強烈なシュートで先制した11年前の決勝をなぞるような展開となった。
その後も試合は両者一歩も譲らない展開。青森山田は安斎颯馬(3年)のドリブル突破などからチャンスを掴むも、山梨学院のDF一瀬大寿(3年)、板倉健太(3年)を中心とした堅守を破り切れない。前半は山梨学院の1点リードで折り返した。
迎えた後半、青森山田が反撃に打って出る。立ち上がりから敵陣に押し込み主導権を握ると、後半12分には武器のロングスローからこぼれ球を松木玖生(2年)が右足ボレー。これはGK熊倉匠(3年)に阻まれるものの、キャプテンのDF藤原優大(3年)が押し込んで青森山田が同点に追いついた。
青森山田はさらに攻撃の手を緩めず、後半19分には準決勝の矢板中央戦でハットトリックを決めた安斎颯馬(3年)が押し込み逆転。後半20分を経過して青森山田が安斎の得点ランク単独トップに立つ今大会5ゴール目で2-1とリードしている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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