日本海テレビ
東京オリンピックボクシング女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手。地元の米子市に帰省している入江選手は、金メダル獲得を報告するため１９日、母校の米子西高校を訪問した。 現在高校は夏休み中で、部活動などで約２００人の生徒が登校していて、吹奏楽部による特別演奏で入江選手を盛大に出迎えた。 入江選手も、後輩達にエールを贈った。 入江聖奈選手：「今の吹奏楽部の演奏とか、米子西高の部活の色々なユニフォームを見て懐かしい気持ちになっています。みなさんも頑張ってください。」 後輩に金メダルを掛ける場面も見られた。 入江聖奈選手：「おー、すごいメダルを噛むなよ（大笑）」 金メダルをかけてもらった後輩は：「良かったです。メダルがきれいでした。入江先輩は格好良かった。尊敬します。」 後輩は：「優しそうだなと思いました。自分も高校生活、部活も頑張ろうと思いました」 １８日夜、入江選手は米子市で盛大な祝福を受けた。米子市の伊木市長から、末永く栄誉を讃えるとして「米子市民栄光賞」が授与された。 また、カエル好きの入江選手にとってうれしい記念品も贈られた。 米子市出身のイラストレーターマツダケンさんが手がけた作品だ。 授与式の最後には改めてお礼の言葉を述べた。 入江聖奈選手：「本当に光栄だなと感じています。これからちゃんと胸を張って、この賞にふさわしい人間になれるように精進していきたいです。」 金メダル獲得以降はテレビ出演も相次いだ入江選手。記者などとのやりとりではこんな”入江節”も。 入江選手への質問：「伊木市長の『全米が泣いた』という一言が話題となったがご存知でしたか？」 入江選手：「もちろんです。」 入江選手への質問：「どんな思いで聞ききました？」 入江選手：「そうですね。ダジャレの精度、レベルが鳥取県の平井知事を超えたなと思いました（笑）」 入江選手への質問：「勘弁して欲しい番組は？」 入江選手：「お断りしたんですけど”歌う系”の番組の出演依頼が来て、私、すごく音痴で勢いで歌うタイプなのでこれからも『歌う系の番組』はお断りしたいと思います。」 地元の友人は：「入江選手『生セナ』を見ることが出来うれしかったです。昔から変わらないです。愛される存在です。」 偉業を成し遂げた入江選手。郷土への熱い思いや愛らしい人柄、輝く笑顔が多くの人達に元気と勇気を届けている。
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