北京オリンピックは13日夜、スピードスケート女子500メートルが行われる。小平奈緒(相沢病院)の連覇がかかるこの種目だが、中長距離を主戦場としてきた高木美帆(日体大職)も出場する。世界選手権を制した世界一のオールラウンダーの高木美が、最速女王決定戦でどこまで食い下がれるか、そして、あのレジェンド超えがなるか、注目される。(読売新聞オンライン)
高木美は、前回
団体追い抜きを含め、5種目に出場する今大会。大きな挑戦だが、かつて日本女子には個人5種目に出場した先輩がいる。東京五輪・パラリンピック大会組織委員会の橋本聖子会長だ。
1988年カルガリー大会と、続くアルベールビル大会の2大会連続で、橋本会長は全5種目に出場した。カルガリー大会では、5種目で日本記録を更新して入賞という離れ業。アルベールビル大会では、3種目で入賞を逃したが、1500メートルで、冬季五輪の日本女子として初の銅メダルを獲得した。他には、田畑真紀が2006年トリノ大会で、団体追い抜きと1000メートル以上の個人4種目の5種目に出場している。
今大会、高木は既に1500メートルで銀メダルを獲得し、これまでの日本女子の5種目挑戦者のうちで最高成績を収めている。団体追い抜きでは4強入りしていて、500メートルで8位以上なら、全5種目に入賞したうえでメダル獲得という、ある意味、橋本会長をも上回る成績も現実味を帯びる。
今季のワールドカップ(W杯)では、カルガリー大会で格下のB組に出場し1位。A組を含めた全体では9位相当のタイムだった。可能性は十分にある。
レジェンドの橋本会長超えへ、最大の難関、500メートルは日本時間の今夜10時56分、始まる。
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