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Wednesday, February 2, 2022

鈴木大地氏 センバツ選考、東海地区の“逆転現象”に「誰がどう個人の力量を…ルールがあっても」 - スポーツニッポン新聞社

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鈴木大地氏
Photo By スポニチ

 ソウル五輪金メダリストで前スポーツ庁長官の鈴木大地氏(54)が2日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。第94回選抜高校野球大会(3月18日から13日間、甲子園)の出場32校を決める選考委員会が1月28日に開催され、秋季東海大会で準優勝の聖隷クリストファー(静岡2位)が落選して4強の大垣日大(岐阜2位)が選出されたことに言及した。

 鈴木氏は、「東海地区の準優勝校が選ばれない。非常にショッキングだったと思うんですよね。今回、関西(地区)が7、関東(地区)が6、東海(地区)が2なんですよね」と選出枠に触れ、「こういう形になったんですけど、そろそろ皆さんが言うようにルールがあってもいいのかなと。要するに、個人の力量があるチームが選ばれたとか。誰がどう個人の力量を見極められるのか。結構、おじさんたちが選ぶんですよ。本当に分かっているのかなってのもあります」とし、「しっかりルール化をしていってもらいたいなと思います」と話した。

 今回のセンバツでは、昨秋の東海大会優勝の日大三島(静岡)と同準優勝の聖隷クリストファーの順当選出が予想されていたが、聖隷は予想外の落選で初出場を逃し、4強の大垣日大が選出された。前年東海大会の準優勝校、優勝校が順当に選出されなかったのは、78年大会以来44年ぶり。東海地区の鬼嶋一司委員長は「聖隷クリストファーは頭とハートを使う高校生らしい野球で、2回戦、準決勝で9回に見事な逆転劇を見せた。立派な戦いぶりでした。個人の力量に勝る大垣日大か粘り強さの聖隷クリストファーかで選考委員の賛否が分かれましたが、投打に勝る大垣日大を推薦校とします」と選考理由を説明。優勝が日大三島で同一県からの選出を避ける配慮が働いたかとの問いには「静岡同士ということは全く考慮していなかった。甲子園で勝てる可能性の高いチームを選んでいます」と話した。

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