先にファイナル進出を決めていたFWサディオ・マネは、アリウ・シセ監督に捧げる勝利を誓った。『BBC』が伝えている。
セネガルは大会前に優勝候補の一角だったが、滑り出しで苦戦。ジンバブエに僅差で勝利した後、ギニアとマラウイに無得点で引き分けたことで、シセ監督への批判が集まった。しかし、マネの輝きによりカーボベルデ、赤道ギニア、ブルキナファソに圧勝し、決勝へと駒を進めた。
「この人(アリウ・シセ)はすべてに値すると思う。今まで見た中で最も批判された監督だけど、彼は決してあきらめない」とマネは『BBC』に語った。
「彼は自分自身を信頼しているし、グループのことも信頼している。外では批判されているけど、ここでは自分の仕事に集中している」
「もっと大切なのは、僕らは彼や母国のために優勝したいということだ。長年セネガルの選手として、そしていま監督として経験してきたあらゆることを踏まえれば、彼にはその資格がある。彼が国のために尽くしてきたことを考えると、報われるべきだ」
セネガルは2019年のネーションズカップ準優勝国だが、マネは「トロフィーに再び近づいたこと自体は重要じゃない。何年も前に決勝に進出したことがあるので、今回は絶対に負けないように頑張らなければならない。勝たなければならないんだ」と力を込めた。
6日の決勝はセネガル代表FWマネとエジプト代表FWモハメド・サラーの“リバプール対決”に決定。アフリカ王者を懸けて激突する。
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