今季限りでの引退を表明していたフィギュアスケート女子で2018年平昌冬季オリンピック4位の宮原知子(24)=木下グループ=が1日、オンラインで記者会見し、「最後まで充実したスケート競技人生を送ることができた」と心境を語った。今後はプロスケーターとしてアイスショーに出演する予定だが、以前から関心があったという医学の道へ進む希望も語った。
完成度が高く安定した演技から「ミス・パーフェクト」と呼ばれた宮原は豊かな表現力も兼ね備え、世界選手権は15年に銀メダル、18年には銅メダルを獲得した。全日本選手権では14~17年に4連覇を成し遂げるなど一時代を築いた。
会見で、宮原は「たくさん支え、応援してもらえたことに本当に感謝している」と感慨深げに語った。引退後の活動については、「たくさんのアイスショーに出たい夢がある。プロスケーターとして次のスケート人生を歩んでいけたら」と話した。一方で「医学の道への夢を持ち続けている。これからどのような形で携わっていくかは考えているが、勉強はしていきたい」と将来の構想を語った。
宮原は昨年12月の全日本選手権は5位で、今年2月の北京五輪や3月の世界選手権の代表には選出されなかった。3月26日に自身のインスタグラムで現役を引退する意向を表明していた。【高野裕士】
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