3投手の継投で出した走者は1人…併殺で片付け残塁0の27人斬り
■西武 3ー0 巨人(交流戦・8日・ベルーナドーム)
西武は8日、ベルーナドームで行われた巨人戦で、走者を1人出しただけの「準完全試合」を継投で達成した。その走者も併殺で片づけての27人斬りに、試合後の辻発彦監督は「27人? あっ、そうか。あの1本だけだったんですね。言うことなしです」と報道陣の質問で気付いた様子で、終始上機嫌だった。
先発の與座海人投手が6回まで走者を1人も出さないパーフェクト投球。7回先頭の吉川尚輝内野手に中前打を許したものの、1死後に丸佳浩外野手を二ゴロ併殺に打ち取り、ここまで21人で片付けて降板。8回に登板した平良海馬投手、9回の増田達至投手も3人ずつで片付けた。
辻監督は「與座に尽きます。見事でした。クイックで投げたりしてバッターのタイミングをずらし、友哉(捕手の森)も返球を早くして、テンポを上げた。だから相手打者が早打ちになった」と様々な緩急を駆使して巨人打線を手玉に取った與座を称えた。
また27人斬りについて「僕も現役時代にノーヒットノーランの時に2度守ったが、27人は記憶にない」と振り返っていた。(Full-Count編集部)
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