【アルラヤン(カタール)=千葉修宏】22年ワールドカップ(W杯)カタール大会予選・大陸間プレーオフが行われ、コスタリカ(北中米カリブ海)が1-0でニュージーランド(オセアニア)に勝利。3大会連続6度目のW杯出場を決めた。

これで出場32カ国がすべて出そろった。

本大会で日本、スペイン、ドイツと同じE組に入ることが決まったコスタリカは11月27日に、この日の試合会場と同じアフメド・ビン・アリ・スタジアムで日本とW杯第2戦を戦う。

コスタリカは前半3分、左サイドのベネットが相手選手とうまく体を入れ替えながらスローインを受け、そのまま縦へドリブル。中央へクロスを入れると、FWキャンベルが左足を合わせ、先制ゴールを流し込んだ。

その後はニュージーランドの屈強なフィジカルの前に苦戦した。しかし前半終盤の相手ゴールは直前にファウルがあったために取り消され、その後のピンチもGKナバスの好セーブでしのいだ。

後半24分には相手に退場者が出て数的有利となり、コスタリカはそのまま逃げ切った。

エクアドルを06年W杯ドイツ大会に、そしてホンジュラスを14年W杯ブラジル大会に導いているコスタリカのスアレス監督は1次リーグE組について聞かれると「ナイスグループだ。でも考えるのは明日にしたい。今はこの時を楽しませてほしい」と笑顔を見せ、「(E組の)すべての試合はタフになる。W杯では良いパフォーマンスをしたい。予選の中で守備面はよくなった。次の数カ月で攻撃を向上させていかないといけない」と課題を挙げた。