◇国内男子◇マイナビABCチャンピオンシップ 初日(3日)◇ABC GC(兵庫)◇7217yd(パー72)
石川遼は「終われないかと思った。なるべくショットを打ちたくないと思うくらい悪かった」と初日のラウンドを振り返る。4バーディ、5ボギー1ダブルボギー「75」で3オーバー82位と苦しんだ。
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「朝の練習場から思った通りにスイングできなかった」と話すように、違和感を抱えながらのスタートだった。1番で6mを沈めてバーディで滑り出すも、3番(パー3)でティショットがガードバンカーにつかまってボギーとした。その後も一進一退のプレーが続き、前半から3バーディ、3ボギーと出入りが激しかった。
後半も15番(パー5)でOBを打ってダブルボギーをたたくなど、スコアを落とした。「ショットの内容のままのスコア。自分のスイングの違いが球に出ている。いいスイングができていればそんな球になるわけがない、というのがずっと続いていた」。1日を通して不安定なプレーに、むしろ“納得”してしまえるほどスイングの出来が良くなかったという。
「自分のやりたいことができていて順調だった」と話す前週「HEIWA・PGM CHAMPIONSHIP」からフィーリングが一変。「先週で“ピース”がそろい出した感じだったけど、それでつかんだと思ったのが良くなかった。身体の状態も良くなって動けるようになってきたからこそ調子に乗り過ぎたかな…」と足元を見つめ直す。
「後退してしまったけど、もう少し前の状態に戻してから、またやり直しですね」と試行錯誤は続く。「なかなか苦しかったけど、身体がすごく動くようになったので、この状態でいいスイングをしていきたい。ゆっくり、一歩ずつ、焦らずに改善していく」と必死に顔を上げた。(兵庫県加東市/内山孝志朗)
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