今大会のベスト8が出揃った [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップカタール2022・決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の全日程が終了した。
3日に行われた一戦ではオランダ代表がアメリカ代表を下し、ベスト8入り一番乗り。2018年のロシア大会には出場していないことから、2大会ぶりの準々決勝進出となった。一方、アルゼンチン代表はリオネル・メッシとフリアン・アルバレスの得点でオーストラリア代表に勝利。“エース”にとって最後のワールドカップを制覇するため、まずはラウンド16を突破した。
4日には前回王者のフランス代表が登場。オリヴィエ・ジルーが同国代表の最多得点記録を更新するゴールを決めてフランス代表が先制すると、後半にはキリアン・エンバペが2得点。今大会5得点目でポーランド代表にトドメを刺し、連覇に向けてノックアウトステージの第1歩を踏み出した。“優勝候補”の一角として名前が挙がることも多いイングランド代表はセネガル代表と対戦。ここまでゴールのなかったハリー・ケインに大会初得点も生まれ、3-0と快勝を飾った。
5日に行われた一戦では、“死の組”と称されたグループEを首位で通過した日本代表が、前回大会準優勝国のクロアチア代表と対戦。前田大然のゴールで日本代表が先手を取るも、後半にイヴァン・ペリシッチにゴールを許す。90分間、延長戦を経てPK戦で決着がつき、クロアチア代表が2大会連続の8強入りを決めた。一方、“優勝候補”の大本命であるブラジル代表は、序盤から韓国代表を圧倒。終わってみれば4-1で勝利し、問題なく準々決勝に駒を進めている。
最後の2枠を争った6日には、モロッコ代表とスペイン代表が激突。試合はスコアレスドローのままPK戦に突入すると、モロッコ代表の“守護神”ボノが大活躍。スペイン代表は1人もPKでゴールネットを揺らせず、モロッコ代表が史上初のベスト8入りを果たした。また、ポルトガル代表はスイス代表との一戦で、クリスティアーノ・ロナウドをスタメンから外す決断を下す。試合は“代役”として最前線に入ったゴンサロ・ラモスがハットトリックを記録し、6ゴールを挙げたポルトガル代表が勝利した。
この結果、準々決勝に進出した8チームが出揃った。ベスト8の顔ぶれは、日本代表を除く7チームがグループステージを首位通過したチームに。オーストラリア代表、日本代表、韓国代表が敗れたことで“アジア勢”が全滅しただけでなく、日本代表とスペイン代表の敗戦により、大会前には“死の組”と称されていたグループEの全チームが大会から姿を消すこととなった。
決勝トーナメント1回戦の結果、準々決勝の対戦カードは下記の通り。準々決勝は9日と10日に行われる。
■決勝トーナメント1回戦結果
▼12月3日開催
オランダ代表 3-1 アメリカ代表
アルゼンチン代表 2-1 オーストラリア代表
▼12月4日開催
フランス代表 3-1 ポーランド代表
イングランド代表 3-0 セネガル代表
▼12月5日開催
日本代表 1-1(PK:1-3) クロアチア代表
ブラジル代表 4-1 韓国代表
▼12月6日開催
モロッコ代表 0-0(PK:3-0) スペイン代表
ポルトガル代表 6-1 スイス代表
■準々決勝組み合わせ
※キックオフ時間はすべて日本時間
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