ボクシングのバンタム級で世界4団体王座統一戦(13日・東京有明アリーナ)に臨む3団体王者の井上尚弥(29)(大橋)。日本人で初めて、バンタム級でも初となる偉業に挑む。
今年6月、日本のボクシング界に驚きのニュースが飛び込んだ。
米国の権威ある専門誌「ザ・リング」が全階級の選手を比較して評価する「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」ランキングで、バンタム級世界3団体統一王者の井上尚弥(29)(大橋)が日本選手として初の1位になった。
世界王座の主要な認定団体は四つあり、階級は基本的に17ある。単純計算で約70人もの「チャンピオン」が存在する中、専門誌が井上を1位に選出した。最新ランクはヘビー級のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)に1位を譲っているが、現在も2位。最強ボクサーの一人として「イノウエ」の名は世界にとどろいている。
ボクシング評論家のジョー小泉(75)は「画期的なこと」と評価したうえで、「井上は1、2回で倒すマイク・タイソン的な倒し屋。これだけ評価されるのはKOの速さもある。世界が注目する特異性がある」と分析する。井上自身はPFPについて「仮想で決めることなのであまり意識はしていない。ただ米国で試合をしていく中では重要なランク。恥じない試合をしないといけない」と気を引き締める。
からの記事と詳細 ( 井上尚弥は「タイソン的な倒し屋」、強すぎて見えなかった魅力が引き出されるのは「次の階級」か - 読売新聞オンライン )
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