「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)準々決勝ラウンド東京プール(読売新聞社など主催)で、1次ラウンドB組1位の日本代表「侍ジャパン」は16日、A組2位のイタリアと対戦する。野手では走攻守三拍子そろったヌートバー(カージナルス)の先導ぶりに注目だ。
1次ラウンドを4連勝で締めた後、白井ヘッドコーチは立役者にヌートバーを真っ先に挙げた。「チームを勢いづける打席、ハッスルプレーが本当に大きかった」
全試合で安打し、打率4割2分9厘、3打点、2盗塁。出塁率は5割7分9厘に上る。リードオフマンとして文句ない成績を日々刻む中、とりわけ仲間の、ファンの心をつかんだのが第2戦、10日の韓国戦だろう。
先発ダルビッシュ(パドレス)が先に3点を失うまさかの展開。ヌートバーは直後に反撃の号砲となるチーム最初の適時打を放つと、1点リードの五回の守りでは、中前への浅い飛球に猛然と飛び込むダイビングキャッチ。背中に死球を受ければ相手投手をにらみつける闘志満々の姿勢で、仲間を終始、鼓舞し続けた。
その試合前、出陣前の声出しを担当していた。通訳を通じ、落ち着いた声で「兄弟として、家族として、(決勝まで)残り6試合。昨夜で緊張は解けたはず。きょうはより積極的にやろう」と語りかけ、最後は日本語で声を張り上げた。
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