フィギュアスケートの元オリンピック選手の織田信成さんが、監督を務めていた関西大学アイススケート部で、元コーチから嫌がらせを受けたと主張していた裁判で、大阪地方裁判所は違法なハラスメント行為があったとは認めず、訴えを退けました。一方、元コーチが名誉を傷つけられたとして起こした訴えを認め、織田さんに賠償を命じました。
織田信成さんは6年前、出身校の関西大学のアイススケート部の監督に就任しましたが、濱田美栄 元コーチから嫌がらせを繰り返し受けて精神的な苦痛から体調を崩し、監督を辞めざるをえなくなったと主張して、賠償を求める訴えを起こしていました。
これに対して、濱田元コーチも織田さんに名誉を傷つけられたとして、賠償を求めていました。
2日の判決で、大阪地方裁判所の松本明敏裁判長は「違法なハラスメント行為があったとは認められない」と判断して、織田さんの訴えを退けました。
そのうえで、織田さんの提訴時の会見の発言やブログの書き込みは、元コーチがハラスメント行為や嫌がらせを行う人物であるかのような印象を抱かせ、名誉を傷つける行為に当たるとして、織田さんに220万円の支払いを命じました。
織田さん「ハラスメントが認められず残念」
判決を受けて、織田信成さんは「ハラスメントが認められず残念です。名誉毀損が認められたことには疑問が残ります。対応については判決を精査して考えます」とするコメントを出しました。
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