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Sunday, December 20, 2020

終盤で武藤嘉紀にチャンス訪れるも「疑惑の判定」1-3でエイバル敗れる - livedoor

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 スペイン1部リーグ第14節、MF乾貴士(32)、FW武藤嘉紀(28)が所属するエイバルはホームでレアル・マドリードに1―3で敗れたが、終盤に訪れた武藤のチャンスが?疑惑の判定?でかき消された。

 問題のシーンはエイバルが1―2で迎えた後半36分。左からのクロスに走り込んだ武藤はゴール右からヘディングで中央への折り返しを狙ったが、ボールはジャンプしてブロックに入ったDFセルヒオラモス(34)の右ヒジを直撃。エイバルの選手たちは一斉にハンドの反則でPK獲得をアピールしたが、プレーは流された。

 その後、プレーが途切れた際に主審はビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR室)の審判と交信。しかし、判定が覆ることはなく、説明を受けたエイバルのホセ・メンディリバル監督(59)も諦めた様子を浮かべた。チームはその後、アディショナルタイムに失点し、勝ち点は奪えなかった。

 直近の公式戦で3連勝中と復調気配のレアルに対し、エイバルとしてはホームでひと泡吹かせたいところだったが、前半6分にFWカリム・ベンゼマ(33)に先制を許すと、同13分にもMFルカ・モドリッチ(35)のミドルシュートを浴びて失点。同28分にFWキケ(31)が1点を返して反撃ムードだっただけに、フル出場の武藤と先発して後半27分までプレーした乾の頑張りが報われなかったのはエイバルにとっては痛かった。

 この結果、レアルは消化試合が2試合多いながらも首位アトレチコ・マドリードと勝ち点29で並び、2位にまで上がった。一方のエイバルは3戦未勝利で勝ち点15の14位。内容は悪くなかっただけに、ここが踏ん張りどころだ。

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