明治安田生命J1リーグでは19日、開幕節の横浜F・マリノスvsセレッソ大阪が行われた。
昨季2位だった横浜FMと12位だったC大阪による一戦。横浜FMが仲川輝人やマルコス・ジュニオールら昨年からの主力をスタメン起用した一方、C大阪は清武弘嗣や乾貴士らに加えてアビスパ福岡から復帰したブルーノ・メンデスを再デビューさせた。
一進一退の攻防が続く試合では23分、左サイドでボールを持った丸橋祐介が足下にピタリと合わせるアーリークロスを供給。加藤陸次樹がネットを揺らしたがオフサイドの笛が吹かれ、C大阪の得点とはいかない。
時間が経つにつれて押し込まれ気味となるC大阪だが、40分に右CKを獲得。原川力のキックに進藤亮佑が下がりながら頭で合わせると山なりのボールがGK高丘陽平の頭上を抜いてゴールに吸い込まれた。
リードして後半を迎えたC大阪だったが早々に危機的な状況に陥る。ボックス右でボールを持ったM・ジュニオールが西尾隆矢と交錯して転倒し、PKの笛が吹かれた。しかし、自らキッカーを務めたM・ジュニオールのキックはGKキム・ジンヒョンがセーブする。
それでも互いに選手を入れ替えて迎えた69分に横浜FMが歓喜に沸く。途中出場のアンデルソン・ロペスがドリブルでボックス右に侵攻して中央に折り返すと待ち構えていたのは仲川。フリーの状態で合わせて難なく同点弾を奪取した。
そして78分、ボックス内で混戦となったところでこぼれたボールにA・ロペスが反応。放たれたシュートは進藤に当たって軌道が変わり、GKキム・ジンヒョンの対応かなわず横浜FMが逆転に成功する。
C大阪は直後に選手交代を敢行し、加藤に代えて北野颯太を投入。17歳6カ月6日で起用された北野は、柿谷曜一朗(16歳10カ月23日)、西川潤(17歳20日)に次ぐクラブ史上3番目のJ1年少出場となった。
すると試合終了間際の90分、C大阪は左CKを獲得。またしても原川が精度の高いボールを蹴り込むと今度は清武が頭で合わせて土壇場の同点弾をマークした。そのまま試合が終了し、開幕節は互いに譲らない展開でドロー決着となっている。(Goal.com)
■試合結果 横浜F・マリノス 2-2 セレッソ大阪
■得点者 横浜FM:仲川輝人(69分)、アンデルソン・ロペス(78分)C大阪:進藤亮佑(40分)、清武弘嗣(90分)
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