スキーＷ杯のジャンプ女子個人１４戦（ノルウェー・リレハンメル）で、高梨沙羅（クラレ）が１３０メートル、１３２メートルの合計２９１・５点で今季２勝目を挙げた。通算では、男女歴代最多を更新する６２勝目となった。高梨は２月の北京五輪は新種目の混合団体で、スーツの両太ももが規定より２センチ大きいとされる失格で１回目のジャンプの得点が無効になっていた。
高梨の北京五輪失格からの再起優勝に、北京五輪の銀メダリスト、そして高梨と同じく団体混合ではスーツの規定違反で失格となったカタリナ・アルトハウス（ドイツ）は、高梨と選手が抱き合う写真を掲載し「とてもハッピーです おめでとうございます」と祝福のメッセージを添えた。アルトハウスはＷ杯を新型コロナウイルス陽性のため欠場していた。この投稿に高梨は「早く復帰できることを願っています」とハートマーク付きで返信した。
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