◇国内男子◇ゴルフパートナーPRO-AM トーナメント 3日目(21日)◇取手国際GC(茨城県)◇東コース6804yd(パー70)
首位と8打差の13位から出た今平周吾がボギーなしの1イーグル7バーディ「61」をマーク。「結構差があったので、自分はスコアを伸ばすだけだと思ってスタートした」とツアーで自己ベストとなるスコアで首位と2打差の2位に急浮上した。
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5番でバーディを先行させると、7番から3連続。後半10番(パー5)では、205ydの2打目を4番アイアンでピンそば1mにつけてイーグルを奪って勢いを加速させ、その後も3つのバーディを重ねた。
前週「アジアパシフィックダイヤモンドカップ」でツアー6勝目を飾り、一安心しながらも白熱した優勝争いによる疲れは残っていた。「体が疲れていた。頭も疲れていたんですけど、それが体につながっていた」。予選2日間は「省エネ」ラウンドで状態を整えつつ上位をうかがい、ギアを入れ替えたこの日はショット、パッティングともにキレを見せた。
フェアウェイキープ率は全体2位の71.429%(10/14)、パーオン率は89%(16/18)。安定的なショットで寄せ、短いパッティングを確実に決める。「2、3mのパットも入ってくれたのでピンチはほとんどなかったです」とうなずいた。
バーディが量産される試合は「(パッティングを)入れなきゃいけないので疲れる」と1ホール毎の伸ばし合いに神経を研ぎ澄ませる必要があり、あまり好きではないという。しかし、今週は「パットも入ってくれているので楽な感じでできている」とグリーン上の手応えも上々のようだ。
最終日は首位と2打差で迎える。2週連続優勝を射程圏にとらえ、「やってみたいという気持ちはある。あしたも伸ばし合いになるので頑張りたい」と静かな闘志を燃やした、(茨城県つくばみらい市/内山孝志朗)
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