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Saturday, May 21, 2022

「やっぱり仕掛けが早くないと…」天敵相手に打線も沈黙、9回の反撃及ばず一夜で首位陥落【巨人】 - 中日新聞

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戦況を見る巨人・原監督

戦況を見る巨人・原監督

▽21日 阪神2―1巨人(甲子園)

 2点を追う最終回、それまで沈黙を強いられていた巨人打線だったが、ウォーカーの適時打を含む3連打で1点を返した。なおも無死一、二塁。延長12回に集中打で4点を奪った前夜の再現なるかと思われたが、続く吉川が痛恨の3バント失敗。岡本和も倒れ、中田が四球で2死満塁としたが代打の北村が凡退。あと1本及ばない敗戦に原監督は「もう少し、やっぱり仕掛けが早くないと」と振り返った。

 天敵に手を焼き、その仕掛けもままならかなった。阪神先発のウィルカーソン相手に7回まで散発3安打で二塁も踏めない展開。これで甲子園2連敗、3勝中2勝を献上とやられている。「そんな簡単に打てる投手じゃないから。なんとかしなきゃいけないね」と元木ヘッド兼オフェンスチーフコーチ。このままローテーションが続けばシーズン終盤に3度対戦する可能性があるだけに対策は必須だ。

 激闘の末に手にした首位の座からはわずか18時間19分で陥落。首位返り咲きのために、連敗と負け越しは避けるために、交流戦前最後の試合を勝って終える。

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