◆JERAセ・リーグ 阪神0―4DeNA(23日・京セラドーム大阪)
DeNAが完封勝ちで3年ぶりの7連勝。15年5月27日以来の貯金10とした。先発の今永昇太投手(28)が6回4安打無失点の好投で今季8勝目。114球と球数が増えて降板したが、伊勢、エスコバー、そして通算200セーブ目こそお預けとなったが、守護神・山崎が無失点でつないだ。三浦監督は「みんながもう本当に全力で食らいついて、こつこつ積み上げた得点ですし、守り切った。全員で積み上げた勝利だと思います」と胸を張った。
首位ヤクルトを追いかけて最大17・5あったゲーム差は気がつけば4に。佐野、牧が中核をなす打撃がクローズアップされるが実は、月別チーム防御率が驚異的に改善している。
7月上旬、三浦監督はある決断を下した。それまで試合中は斎藤チーフ投手コーチはベンチ入り。ブルペン担当の木塚投手コーチはブルペンへと、コーチを配置していた。それを木塚コーチもベンチ入りさせる2コーチ体制を敷くことにした。投げている投手のケアと、より綿密に連絡を取ることが目的だった。空いたブルペンには大原アナリストを置いて、より細かいデータを伝える役割を担わせている。同アナリストは現役時代6年間で243試合登板と実績も十分だ。
「投げている投手のケアというのが非常に大事になってくる。細かくですね。先発陣も安定して1イニングでも長く投げてくれている。リリーフ陣も安定して、今はいい形になっているのかなと思っています」と指揮官は狙いを説明した。
今永は「両コーチとも試合中に修正ポイントを伝えてくれるので、非常にいい連携が取れていると思う」と効果を口にする。3、4月は4・12だった防御率が、7月2・87、8月は2・24。先発ができるだけ長いイニングを投げて試合を作る。リリーフ陣がそのあとを継ぐ。ブルペンとベンチ内にも必勝リレーが築かれている。(DeNA担当・宮田 和紀)
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