イギリスで開かれている体操の世界選手権は2日、男子団体の決勝が行われ、日本は銀メダルとなり2年後のパリオリンピックの出場枠を獲得しました。
イギリスのリバプールで開かれている体操の世界選手権は大会5日目の2日、男子団体の決勝が行われました。
団体は、6つの種目で各チーム3人が演技して得点の合計で争われ、3位以内に入ればパリオリンピックの出場枠を獲得します。
予選をトップで通過した日本は、7年ぶりの金メダルを目指して橋本大輝選手、谷川航選手、弟の翔選手、神本雄也選手、土井陵輔選手の5人で臨みました。
日本は最初の種目のゆかで1人目のエース、橋本選手がG難度の「リ・ジョンソン」を成功させるなど、全員が14点台の得点をマークして好スタートを切りました。
しかし、2種目めのあん馬で2人目の土井選手と3人目の翔選手が相次いで落下するミスが出て、この時点で6位と順位を大きく落としました。
その後、4種目めの跳馬で2人目の航選手が難度の高い「ブラニク」を決めて14.766の高得点をマークし流れを引き戻しました。
5種目を終えて2位と順位を上げた日本は、最後の鉄棒で、3人目に登場した橋本選手が演技冒頭の手放し技で落下し、その後は、G難度の「カッシーナ」など難度の高い技を相次いで決めたものの、6種目の合計は253.395と銀メダルでした。
日本は7年ぶりの金メダルは逃しましたが、日本の男子団体は3位以内に入ってパリオリンピックの出場枠を獲得しました。
金は中国、銅は地元イギリスでした。
橋本大輝「団体の金 すごく遠い」
そして「事前合宿から調子を崩してしまってチームのみんなに迷惑をかけてしまった。僕がもう少し頑張っていればもっといい雰囲気でできたのかなと思いながらもきょうはみんなに助けられてやることができたので、個人の決勝でこの悔しさを晴らしたい」と個人総合と種目別の決勝に向け、意気込みを話しました。
神本雄也「銀メダルという結果に胸を張りたい」
キャプテンを務めた神本雄也選手は「銀メダルという結果に胸を張りたいと思う。当然悔しいし、自分たちの持ち味を最大限発揮することはできなかったが、これからこの悔しさを糧にまた1歩ずつ上っていきたい」と話していました。
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