古巣戦の久保建英は終盤からピッチに立った [写真]=ムツ カワモリ
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)ラウンド16が17日に行われ、レアル・ソシエダとマジョルカが対戦した。
2019-2020シーズン以来、2シーズンぶりとなるコパ・デル・レイ制覇を目指すレアル・ソシエダ。14日に行われたラ・リーガ第17節アスレティック・ビルバオ戦を3-1で制して公式戦7連勝と、絶好調の中でマジョルカとの一戦を迎えた。“バスク・ダービー”から中2日で迎える一戦に向け、レアル・ソシエダはスターティングメンバーを6名変更。古巣戦となる久保建英はベンチからのスタートとなった。
試合は立ち上がりの5分に動く。アンドニ・ゴロサベルからのパスを受けたマルティン・スビメンディが左足で門を通すスルーパスを供給。相手選手間のスペースでこのボールを受けたロベルト・ナバーロがダイレクトで持ち出すと、GKとの1対1を冷静に仕留めた。レアル・ソシエダが早々と先制に成功している。
続く32分には再びレアル・ソシエダがゴールネットを揺らす。敵陣左寄りのスペースでボールを受けたミケル・メリーノが右足で浮き球のクロスボールを送ると、相手DFの背中からゴール前に飛び込んだミケル・オヤルサバルが頭で押し込む。貴重な追加点を決めたように思われたが、オヤルサバルのポジションがわずかにオフサイドと判定され、得点は認められなかった。前半はこのままレアル・ソシエダの1点リードで終了する。
後半に入るとマジョルカが決定機を作り出す。60分、左サイドからのクロスボールがファーサイドに流れると、フリーになっていたクレマン・グルニエが右足で狙う。低い弾道の強烈なシュートはディフレクションしてクロスバーに直撃。同点弾とはならなかった。
レアル・ソシエダは70分、先制点を決めたナバーロに代わって久保建英をピッチに送り出す。トップ下のような立ち位置に入ったが、その後はマジョルカの猛攻を受ける時間帯が続き、攻撃に転じる時間は限られてしまう。
最終的にこのまま試合はタイムアップ。レアル・ソシエダが公式戦8連勝を記録し、大会1番乗りでベスト8入りを決めた。この後、アラベスとの一戦を制したセビージャも準々決勝進出を決めている。ラウンド16の全日程終了後、20日に準々決勝の組み合わせ抽選会が開催予定だ。準々決勝は24日から26日かけて各地が開催されるスケジュールとなっている。
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