プロ野球の名監督野村克也氏の3度目の命日(2月11日)を前に、2009年までの東北楽天監督時代を知る番記者として、せんえつながら本を出すことになった。「野村克也は東北で幸せだったのか」(徳間書店、1870円)で、28日に発売される。
「味方にできなかった」
野村監督は09年、弱かった新興球団を初のクライマックスシリーズ出場に導いたが、続投かなわなかった。選手たちの前で「もう1年一緒に野球をしたかった」と泣いた。筆者には「(続投の追い風となる報道をしてほしかったのに)河北新報を味方にできなかった」と嘆き、東北を去った。
その無念の理由を13年越しに探り歩いた。監督が私的に交流した人々、最期をみとった遺族の証言からノムさんが墓場まで持っていった「真実」にたどり着くノンフィクションでもある。
連載「今こそノムさんの教え」網羅
河北新報オンラインで昨年3月まで約1年間40回以上連載した「今こそノムさんの教え」も網羅して収録。田中将大投手を育てた「マー君、神の子、不思議な子」など野村語録から人生哲学を解き明かしてみた。書き下ろし回もある。
抽選で5人に本書を贈る。住所、氏名、年齢、電話番号、ノムさんへの思いを明記し〒020-0024盛岡市菜園1丁目6の1、河北新報社盛岡総局「ノムさん本係」へ。31日必着。(一関支局・金野正之)
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