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Monday, December 21, 2020

流行性角結膜炎を患った八村塁は練習ができず3週間の戦線離脱、開幕を控えたウィザーズにとっては大打撃 - バスケットカウント

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八村塁

眼科医によれば「重症」、10試合以上を欠場の見込み

NBAの新シーズン開幕を直前に控え、ウィザーズが八村塁の戦線離脱を発表した。流行性角結膜炎のため約3週間の欠場となる。

ヘッドコーチのスコット・ブルックスは会見で八村の様子を説明。目のかすみと光に敏感になっていることで練習ができず、先週の段階では数日様子を見れば治ると見られていたが、眼科医によれば「重症」とのこと。

ブルックスヘッドコーチは「目の前のことに必死だとこの離脱期間も長く感じられるだろう。練習、プレシーズンゲームに参加できなかったことは若い選手にとっては痛い。彼も悔しがっているが状況を理解している。症状が落ち着けば復帰に向けた調整を始められる」と語る。

八村はNBA2年目ではあるが、すでにウィザーズにとっては欠かせない主力選手。新加入のラッセル・ウェストブルックはチームへの順応が予想以上に早く進み、ブラッドリー・ビールとのバックコートコンビはリーグ最強クラスの力を発揮すると期待される。それに対してフロントコートは八村とトーマス・ブライアントの若い先発2人がかなりのプレータイムを得るはずで、このタイミングで八村が抜けることは痛い。セカンドユニットの得点力を担うダービス・ベルターンスを先発に回し、モリッツ・バグナーと交互に起用することが考えられるが、3週間となれば開幕から10試合以上を八村抜きで戦うことになり、選手のやり繰りは相当厳しそうだ。

強いウィザーズが復活する機運が高まっていた矢先のアクシデントをチームはどう乗り切るか。また八村にとっては練習もできておらず調整が難しい状況で、いかに早く復帰するか、どうコンディションを高めていくかが問われる。

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