ポスティング制度を使ってメジャー移籍を目指していた巨人・菅野智之投手の巨人残留が8日までに決まった。 【高校時代の秘蔵写真】ガリガリな菅野や柳田に投手だった岡本・丸、高校時代ヤンチャそうな坂本&原、イケメンな和田、超無名の甲斐…名選手60人超が球児の頃 菅野は1月1日に渡米し、現地で代理人事務所「ワッサーマン・メディア・グループ」のジョエル・ウルフ氏らとともに獲得に名乗りを挙げた球団のオファーを精査。しかし交渉期限の現地時間1月7日午後5時(日本時間8日午前7時)までに契約合意に至らず、メジャーへの移籍を断念し、巨人に残留することとなった。 「今月1日に渡米してさまざまな方々から話を聞き、新型コロナウイルスの影響が深刻化する中でのメジャーリーグの今シーズンの動向などを見極めた結果、今季も読売巨人軍でプレーしようという結論に至りました」 残留を決めた菅野は球団を通じてこうコメントを発表。 「原監督やチームメートたちと日本一奪還を目指し、今シーズン後に改めて自分の夢、将来を考えたいと思っています。応援していただいているファンの皆さまのご期待に応えられるよう、リーグ優勝と日本一奪還に向けて全力を尽くします」
大幅な収益減で各チームは緊縮財政を強いられている
改めて今オフのメジャー挑戦の可能性を示唆するとともに、まずはそのためにも今季に全力を注ぐ決意を語った。 今年のメジャーの移籍市場は、日本以上に深刻化している新型コロナウイルスの感染拡大を抜きには進められない背景がある。 昨シーズンの公式戦は無観客で60試合に短縮され、大幅な収益減で各チームは緊縮財政を強いられている。そのため有力なフリーエージェント選手の移籍もなかなか決まらず、市場そのものが停滞していた。 その中でポスティング制度での移籍に譲渡金が発生することは、各球団にとって大型投資とならざるを得ない。菅野のポスティング申請でメジャー球団からどれくらいのオファーが出されるかが注目されていたのは確かだ。
獲得から脱落した球団から様々な情報が流出する
もちろん菅野に対する評価はメジャーでも高かった。2017年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での好投や、昨シーズンの開幕13連勝などの活躍などから、メジャーでの評価は「ローテーションの3番手くらいを担える先発投手」というものだった。 そこで先発投手の補強を狙うニューヨーク・メッツやトロント・ブルージェイズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスなどが次々と名乗りを上げ、最後には今季、積極的な補強を行なうサンディエゴ・パドレスも乗り出すなど獲得に動いた球団は多かった。 しかしそれでも最終的には合意に至る条件を提示できる球団はなかったということだ。 交渉過程では現地メディアを通じて様々な情報が流れてきた。 メジャーの移籍交渉では獲得から脱落した球団から様々な情報が流出するのはよくあること。日本人選手のメジャー移籍でもかつて楽天からニューヨーク・ヤンキースに移籍した田中将大投手のときや日本ハムからロサンゼルス・エンゼルスに入った大谷翔平投手の移籍の際にも現地発の移籍情報に日本のメディアが右往左往した光景も記憶に新しい。
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