◇第99回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
往路8位の法大は、復路3位と好走を見せ、総合は7位(10時間55分28秒)。2年連続のシード権を獲得した。
6区・武田和馬(2年)が8位から5位へとチームを押し上げると、後続も上位をキープ。6位でタスキを受けた8区・宗像直輝(3年)は、東洋大の木本大地(4年)と同タイムで、区間賞を獲得し、チームを5位に再び浮上させた。法大の同区間での区間賞は、第30回(1954年)大会の伊藤文雄以来、69年ぶりの快挙。「正直、思っていなかった」と自身も驚きの結果となり、シード権獲得に大きく貢献した。
宗像は過去2年、ともに付き添いでの箱根駅伝参加だった。「1年生のときは、1区のエース鎌田さんの付き添いで、目の前で箱根を初めて見た。その時に『来年こそは』と思ったんですけど、2年は6区を走れず、7区の付き添いだった。『来年こそ平地で走る』と決めて1年間やってきたので、今回それが達成できて良かった」と充実感あふれる表情で語った。
宗像の力走で、終盤までチーム目標の総合5位も見えていた。「坪田監督はこの1年ずっと、『お前は力はある』と言ってくれていた。8区で区間上位で走って、チーム目標(の5位)まで上げるのが役目と思っていたので、すごい両方達成できたかなと思う。自信になった」と振り返った。
坪田智夫監督も、復路3位の結果に「復路はほとんどパーフェクトで走ってくれた。目標には届かずも、勝負できた。みんな力を出し切ってくれた」と選手をたたえ、「層が厚くなっている」と手応えを口にした。来年も1区で3位と好走した松永伶(3年)や宗像ら、今年の箱根で力を示した選手が残る。来年はさらなる上位進出を虎視たんたんと狙っていく。
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