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Wednesday, February 12, 2020

日本の食品業界にも植物肉ブームが到来!世界で植物肉が人気の背景とは? - ARVO

健康面や環境面への意識の高まりから、牛肉や豚肉といった動物性たんぱく質の代替品としてフェイクミート(代替肉・偽肉・植物肉)が注目を集めています。
 
中でも大豆などを使用した植物肉の人気が高まっています。

海外では実際に植物肉を使用した食品が販売され、植物肉をビジネスとして手掛ける企業が増加中。

日本でも、大豆由来の植物肉原料の普及に努めるDAIZと、冷凍食品大手のニチレイフーズが、植物肉の商品開発分野でタッグを組む予定です。

そこで今回は植物肉の詳細と人気が高まっている背景に迫ります。

植物肉はどんな食品?

植物肉とは、大豆やこんにゃくなどの植物原料や細胞培養技術によって作る人工肉を指します。

最近では味や食感が肉にかなり近く、美味しい商品も開発されており、世界的に市場が拡大中。

日本でも丸大食品や伊藤ハムなど様々な大手企業が商品開発を進めており、市場の拡大が予想されています。

植物肉が人気沸騰中の理由とは?

植物肉に注目している企業が増加している背景には、様々な理由があります。

こちらでは植物肉が人気沸騰中の理由について解説しますので、チェックしてみましょう。

1.肉や魚を食べない菜食主義者ブーム

近年アメリカやイギリスなど欧米諸国を中心に、ヴィーガンやベジタリアンの方が増えています。

ヴィーガンやベジタリアンとは、肉や魚を食べず、野菜を中心に食べる菜食主義者。

菜食主義者になった動機には、環境保全・動物愛護・健康志向といった考えがあります。

ハリウッドセレブなど著名人にもヴィーガンやベジタリアンがいて、ご存知の方も多いですよね。

ですが、菜食主義者にとってタンパク質は非常に重要な栄養素であり、我慢している一方で肉や魚を食べたいという気持ちがある方も。

そのため、肉や魚に近い味わいや食感を楽しめる植物肉の人気が高まっています。

2.人口増加によるタンパク質の供給不足に備えるため

出典:DAIZ

国際連合の世界人口予想(2017年改訂版)によると、2050年までに地球上の人口は100億人に達すると予測されています。

世界的な人口増加と新興国の経済成長により、2030年にはタンパク質の需要に供給が追い付かなくなる「タンパク質危機」の時代が到来する可能性が。

実際に水産庁の統計によると、中国やインドネシア、ベトナムといった新興国では食の多様化が進み、漁獲量が急増しています。

そのため、UBS(スイス最大の銀行)は、代替タンパク質としての植物肉の世界市場が9兆円を超える予測を出しました。

詳細はPR TIMESへ

より美味しい植物肉「落合式ミラクルミート」をDAIZ(ダイズ)が開発!

出典:PR TIMES

DAIZ(ダイズ)は植物肉の開発・製造をするスタートアップ企業(新しいビジネスモデルを開発する企業)です。

冷凍食品大手のニチレイとの資本提携も決定し、より美味しい植物肉の製品化を進行中。

こちらではDAIZで開発した落合式ミラクルミートの詳細をお伝えします。

【特徴1】落合式発芽大豆を使用し、牛肉よりも高いうまみを実現

出典:DAIZ

これまで植物肉に使用されてきた主原料は大豆油を絞った後の残りカスでした。

そのため、味と食感に違和感が残るというデメリットがありました。

DAIZでは、大豆の代謝に注目した「落合式ハイプレッシャー法(特許第5722518号)」で大豆を発芽させています。

大豆の発芽中に、酸素、二酸化炭素、温度、そして水分などの生育条件にプレッシャーを与える独自の栽培方法です。

この栽培方法により、酵素が活性化し遊離アミノ酸量が増加することで、牛肉を上回る大豆のうまみを引き出しています。

【特徴2】高オレイン酸大豆を使用し、大豆特有の臭みを軽減

出典:DAIZ

従来の大豆由来の植物肉には、大豆特有の青臭さや油臭さがありました。

そこでDAIZでは佐賀大学が開発に成功した高オレイン酸大豆を使用し、欧米人が嫌う大豆特有の臭みを軽減。

さらに、オレイン酸は一価不飽和脂肪酸と呼ばれ、血液中の悪玉コレステロール値の低下や循環器系疾患の予防などに効果が期待されている成分です。

体にも優しく、大豆特有の臭みを消した大豆を使用しているため、美味しさはそのままで健康的な食事が可能になります。

【特徴3】独自の膨化成型技術より肉に近い食感を再現

出典:DAIZ

より肉に近い食感を出すため、DAIZでは特許申請準備中である独自の膨化成形技術を開発。

他の原料や添加物を何も足さずに、肉のような食感を再現しています。

植物肉でヘルシー&美味しい食事を楽しもう♪

世界的に注目が高まっている植物肉の詳細について解説しました。

環境保全・動物愛護・健康志向への意識が高まっている現代、植物肉は人々のニーズに合った画期的な食品です。

日本でも多くの企業が参入や商品発売を発表しており、植物肉が1つの食材として定番化する日も遠くありません。

世界的に広がりつつある植物肉で、ヘルシー&美味しい食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。

詳細はDAIZ|植物肉のスタートアップ|PLANT-BASED-FOODS公式サイトへ

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February 12, 2020 at 09:30PM
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