エンゼルスのジョー・マドン監督は、今季も大谷翔平投手の“リアル二刀流”など起用法に関して昨年の流れを継続する意向のようだ。MLB公式サイトが伝えている。

MLBは今季からナ・リーグでもDH制を導入することを決定。大谷は昨季、投手と打者として同一試合に出場し、大きな活躍を見せたが、ナ・リーグ主催の交流戦ではDHが使えなかったため、出場は基本的に代打での1打席に限られていた。

だが、今季からユニバーサルDHが導入されることにより、大谷は交流戦でもフル出場が見込まれるように。マドン監督は同投手のプランについて、昨季非常にうまくいったため、今季もほとんど変更はないと語った。

なお、マドン監督は「大谷が投打で出場しても問題がないのか、(MLBに)確認をしなくてはならない。この件についてすでに取り上げられたのかどうか、私には分からないので」と、ユニバーサルDH導入を受け、打者としての起用法については確認が必要との見解も示している。